築30年以上のアパートに住む川崎市高津区の女性(40代)は、入居直後から頻繁にゴキブリを目撃。市販の対策を続けても、夜になると必ず出現。原因は「建物の構造」にあったといいます。
築古物件が抱える構造的な弱点
- 壁の隙間や床下配管の老朽化
- 屋外からの侵入を許す通風口・換気扇のすき間
- 木造建築特有の断熱性の低さ=湿気のたまり場
具体的な予防と対策
ゴキブリを完全に排除するには、次のような工夫が必要です:
- 隙間テープやパテで通気口・配管まわりをふさぐ
- 室内にベイト剤を設置(キッチン・洗面所・洗濯機裏など)
- 共用部に出る場合は管理会社に相談し、外部対策を依頼
入居時のチェックポイント
- 台所のシンク下に排水トラップがあるか
- 玄関扉に隙間がないか
- ベランダの排水口周りの清掃状況
まとめ
築古アパートでのゴキブリ被害は、住人だけの責任ではありません。構造上の弱点に目を向け、大家や管理会社と協力して取り組むことが重要です。